こんにちは!宇佐市の歯医者、たきがみ歯科クリニックの、歯科医師の瀧上洋平です。
肺炎は、細菌やウイルスが肺の奥にある肺胞に入り込み、そこで繁殖 して炎症を起こす病気です。一方、誤嚥性肺炎は、唾液や飲食物に含まれる細菌が誤って入り込み、そこで繁殖して肺炎を起こします。唾液や飲食物は普通なら食道に入って胃に行くのですが、空気の通り道である気道に誤って入り込んでしまうのです。
加齢により、のどの周りの筋肉が衰えた高齢の方がかかる事が多く、日本人の死因の第6位を占める怖い病気です。
誤嚥性肺炎肺炎の予防には、歯科衛生士などの専門家による口腔ケアが有効である事が、複数の研究から明らかになっています。お口の中、つまり唾液に含まれる細菌が減れば、誤嚥が起こっても肺炎につながる危険性が減るためです。
予防には、歯医者さんで定期的にお口をクリーニングしてもらうのに加え、セルフケアの指導を受けてご自身の歯磨きをレベルアップする事が大切です。