認知症の発生抑制に歯周病予防を!!


 

こんにちは!宇佐市の歯医者、たきがみ歯科クリニックの、歯科医師の瀧上洋平です。

歯周病の炎症で歯ぐきの粘膜に破れ目ができると、pg菌がその内部に侵入します。すると歯ぐきにいる免疫細胞がすぐにやっつけにかかります。免疫細胞はこの時カプシンBというタンパク質分解酵素をたくさん出します。

カプシンBは本来は不要なタンパク質を片付けるタンパク質を片付けるための酵素です。ですがこれが過剰に存在すると、やっつけられたPg菌だけでなく、周りの細胞を傷つけてしまうために、異常なタンパク質「老人性アミロイドβ」が増産されてしまいます。

Pg菌が歯ぐきから血流に乗って頭部に到達し、血液脳関門を構成する血管壁の壁に着くと、そのPg菌に抵抗する血管壁の細胞がカプシンBを作り出します。カプシンBは、その血流脳関門構成する血管壁の細胞に「アミロイドβを脳内へと送り込む受容体」を増やす事がわかったのです。

この受容体から脳内に入り込めるようになったアミロイドβがジワジワと長い時間をかけて溜まり、徐々に神経細胞を傷つけ、脳を萎縮させ、アルツハイマー型認知症を引き起こすと考えられます。

 
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