2022年6月24日
歯根膜は、歯根とあごの骨をつなぐ丈夫なコラーゲン繊維です。歯根膜の片方は歯根のセメント質の中に、もう片方は歯槽骨に入り込んでいます。歯根膜が歯と歯槽骨をつなげているおかげで、グッと噛んでも歯がグラグラせずにすみます。
歯根膜のもう一つの重要な役割が、歯のクッション役。噛んだ力を歯根膜がフワンと受け止め、歯や歯槽骨への衝撃をやわらげて、噛んだ感触を歯槽骨に伝えます。