こんにちは!宇佐市の歯医者、たきがみ歯科クリニックの、歯科医師の瀧上洋平です。今回は喫煙と歯周病(歯槽膿漏)の関係についてです。歯周病の原因の一つはタバコです。タバコを吸う方の歯茎は紫色になっている事があります。その原因は血管が収縮し歯茎の血の流れが悪くなるためです。歯茎に炎症があると通常は出血しやすくなりますが、状態の割に出血が少ないので自分で歯周病に気付きにくいのも特徴です。
1日のタバコを吸う量が多くなるほど歯周病(歯槽膿漏)のリスクも上がります。1日に9本以下の喫煙者と1日に31本以上喫煙する人を比較した場合、後者の方がリスクが2倍以上に増加する事が分かっています。