CATEGORY : 顎関節症

顎関節症には4タイプある

 

 

こんにちは!宇佐市の歯医者、たきがみ歯科クリニックの、歯科医師の瀧上洋平です。

顎関節症とは、顎関節やその周辺の靭帯や筋肉のトラブルの総称で、具体的にどんな問題が起きているかは、患者さんによって異なります。そこで、日本顎関節学会という顎関節の専門家の学会では、顎関節症をトラブルの種類ごとに4分類しています。

もっとも多いのは下顎窩と下顎頭の間の関節円板のズレによるものです。関節円板は、本来は下顎頭と一緒に動きますが、なにかのきっかけでズレが生じて下顎頭に引っかかるようになります。すると軽度の場合はカクッという音のみですが、症状が進むと痛みも生じます。さらに進行すると口が開かなくなったり、急性痛が起きることもあります。歯科医院で初期治療を受けていると個人差はありますが、通常1ヶ月もすると痛みは軽減してきます。

また顎関節には問題はなく、咀嚼筋などに痛みがあるタイプもあります。咬筋や側頭筋に鈍い痛みがあることが多く、口を開けたり筋肉を押すと痛みます。

ほかかには、顎関節に過剰な負担が加わり続けた事が原因で、下顎頭の変形や周辺組織の損傷が起きて動きにくくなってしまうものもあります。

また、顎関節の周りにある外側靭帯や関節包が、肉離れや捻挫になって痛むタイプもあります。大あくびや硬いものを無理に噛んだ時などに起きやすく、口を開けようとすると一時的に痛みますが、硬い食べ物を避けるなどして大事にしていると通常は数週間で改善してきます。

 

 
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