こんにちは!宇佐市の歯医者、たきがみ歯科クリニックの、歯科医師の瀧上洋平です。
タバコが歯に悪さをする要因として従来から指摘されてきたのが、タバコの有害物質による免疫機能や修復機能の障害です。例えば歯周病の炎症は免疫機能が邪魔され、重症化しやすく歯を失いやすくなってしまいます。また、炎症や傷を治す修復機能が鈍るため、喫煙者の場合、せっかく歯周病の治療をしても治療効果が思うように上がらなかったり、治療後に、いったん良くなっても再発しやすくなったりします。
最近こうした従来言われてきたリスクに加えて、タバコの有害物質に鍛えられて、歯周病菌や虫歯菌の病原性が強まる事が明らかになってきました。
お口の健康を守るには、タバコを止める事が最優先課題。禁煙をするととたんに細菌が穏やかに変わり、禁煙の効果が上がることも明らかになっています。