こんにちは!宇佐市の歯医者、たきがみ歯科クリニックの、歯科医師の瀧上洋平です。
歯ぐきには、歯から離れている「遊離歯肉」と、歯にぴったりとくっついている「付着歯肉」があります。
付着歯肉にはスティップリングというみかんの皮のようなプツプツが見られる事もあります。これは歯ぐきの繊維が歯槽骨にギュッとくっつき引っ張られる事てできる凹みで、歯周病で炎症が起き、繊維がぶよぶよに緩むと消えてしまします。
付着歯肉は頬の粘膜に近い方の歯ぐきよりもパリッとした張りがあります。付着歯肉はまたの名を「角化歯肉」と言い、表面は角化層でとても丈夫です。硬い食べ物や歯ブラシで擦れても平気ですし、ツルツルなのでプラークが付いても自然に取れてしまいます。付着歯肉の働きにより、歯ぐきは歯や歯槽骨を強いテンションでおおって、細菌が入り込まないように守ってくれています。