こんにちは！宇佐市の歯医者、たきがみ歯科クリニックの、歯科医師の瀧上洋平です。今回は歯垢の成り立ちについてです。歯の表面に唾液中のタンパク質由来のペリクルと言う薄い膜ができます。そこにお口の中の細菌が付着します。細菌は食べカスの中のショ糖を使って、グリココッカスと言うネバネバした物質を作り、自分達が住みやすい環境を作ります。細菌が増殖すると、バイオフィルムと言う膜を作り、強固に歯の面と付着します。このバイオフィルムはうがいなどで落ちる事はなく、中でお口の中で害をなす菌がどんどん増えていきます。