こんにちは!宇佐市の歯医者、たきがみ歯科クリニックの、歯科医師の瀧上洋平です。今回は歯石の種類についてでした。歯石とりはまず、縁上歯石(白い歯石)を上下2回に分けて取ったあと、歯茎の再検査を行い、歯周病の進行している所は縁下歯石(黒い歯石)を最大で6回に分けて取ります。
歯石を取るだけなのになんでこんなに回数がかかるの?と質問を受けることもありますが、縁下歯石は歯茎の中の見えない所に付着しているため、指先の感覚だけで歯石の形や状態を把握しなければいけないうえ、歯面と強固に付着しているため、取り除くのに回数がかかります。縁下歯石をそのままにしていると歯周病がどんどん進行していくので、最後まで歯周病治療を受ける事をお勧めします。