こんにちは!宇佐市の歯医者、たきがみ歯科クリニックの、歯科医師の瀧上洋平です。今回は歯石の特徴についてです。歯石には歯ぐきより上にできる歯肉縁上歯石と、歯ぐきより下にできる歯肉縁下歯石の2種類があります。
歯肉縁上歯石は黄白色や灰白色をしており、鏡などで下の前歯の裏側などを見ると肉眼で確認する事ができる事もあります。唾液とプラークが結合し石灰化した物で、縁下歯石と比べると量が多く形成も早いです。縁下歯石と比べると柔らかいので比較的簡単に除去ができます。
歯肉縁下歯石は歯ぐきより下にできた黒褐色歯石の事です。これはプラークと歯肉滲出液が合わさってできた物で、根面と強固に結合しており、非常に硬く取り除く事が難しいのが特徴です。